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よみがな
しずかにたたず色褪いろあせた街並まちな
すこしづつ言葉ことばくしてぼくがいる
日常僅にちじょうわずかな仕事しごとでつなぎ
無表情むひょうじょう人波ひとなみまぎこごえてる
なにつづなにもとめるの
もない日々ひびわけもなく微笑ほほえ

ときながれすら見失みうしないそうになる
こごえた日差ひざしにおびえてるそれだけさ
孤独こどくなのかやすらぎとべるのか
このらしにけるというのならば
何処どこくのだろう 何処どこ辿たど
もない日々ひびわけもなく微笑ほほえ

ぼくっていた これがぼくらしだと
いつわりをたび 真実しんじつ戸惑とまど
かぜやわらかにときはこんでゆく
さみしいこころやさしくそっとつつむから
なにつづなにもとめるの
もない日々ひびわけもなく微笑ほほえ