小ちいさな声こえで寂さみしいなんて言ゆうなら
僕ぼくはもう二度にどと会あわないよ
例たとえ僕ぼくが苦くるしくても

旅立たびだつその背せには
誰だれにも触ふれさせたくないから
ひとりで歩あるくんだ
それはとても大切たいせつなことだから

さよなら 舞まい散ちる笑顔えがおは桜色さくらいろ
僕ぼくのために泣ないてくれるのなら
君きみはまだ幼おさないんだろう

時ときはきまぐれ 忘わすれ去さってゆくんだ
辛つらいことや楽たのしいことや
思おもい出でさらってゆくのさ

君きみが笑顔えがおになるまで
どれほどの月日つきひが過すぎたんだろう
これで良よかったのかな
煙けむりの霞かすみ 真まっ白しろに溶とけこんで

さよなら しばらく顔見かおみせない間あいだに
知しらない幸しあわせ いっぱい増ふえたね
もう何なにも寂さみしくないんだね

さよなら 舞まい散ちる笑顔えがおは桜色さくらいろ
君きみに会あえて僕ぼくは嬉うれしかった
ごめんねと ありがとう
あの空そらでまた語かたろう