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かえきみがまだえる
もうもどっちゃいけない それくらいかってる
少年しょうねん大人おとなわる瞬間しゅんかん
いつごろなのかな いつならよかったのかな

ずっとそばにいてほしい ただそれだけを げることもせずに
なにひとつかたらず ただけた えないようにいた

とおとお見据みすえるさきに どんな暗闇くらやみっていても
ぼくはただ靴紐くつひもむすあるいていくことにしたから
これからこるかなしいこと これからこるうれしいこと
すべてめていくことを こわがるのはもうやめにしたのさ

いとしくて せたあののことを
わすれやしないよ わすれられるわけないだろう

「どこにもかないで」その口癖くちぐせが いつもうれしかったよ
「いつだって一人ひとり」そうおもってた きみ出会であうまでは

わりつづけてくこのまちきみおもはおいていく
ぼくはただ靴紐くつひもむすあるいていくことにしたのさ
きみかせるかなしいこと きみわらわせるうれしいこと
どちらもきみつよくしてくれるよ
まだ景色けしきぼくらをってるんだよ

えらんだみちただしいかな 間違まちがってばかりいるのかな
としたものもかぞれないな
あいとかゆめだけじゃ きられないんだな

とおとお見据みすえるさきに どれほどの孤独こどくがあっても
ぼくらただ靴紐くつひもむすあるいていくことしかできないから
きみ出会であえた素晴すばらしいこと おなじときをきていること
別々べつべつみちうえだけど つよむすんだおもいはもうほどけないだろう