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よみがな
こぼしまいと 空見上そらみあげて
くしまいと にぎりしめて
夜風よかぜかれながら
物憂ものうげを 仕方しかたなくれてかえ

まだ期待きたいりやまない
また次第しだいねつびて
むねおさまりきれずに あるとき
はじんだ きみまえ

うつりゆく季節きせつまかせながら
わらきみぼくにはかせないのさ
ながかみかぜに なびかせただず
ちかけた日差ひざしにけた きみはかないんだ

とどかないと なげきながら
わりきれない 理由りゆう何処どこ
きみたずねてみたが そのたび
ちいさく微笑ほほえかえすばかり

似通にかよった色合いろあいの おもって
床一面ゆかいちめんめた れるまで

うつりかわる日々ひびはらわれまいと
わらきみぼくにはかせないのさ
ながかみかぜに なびかせたたず
ちかけた日差ひざしに

うつりゆく季節きせつまかせながら
わらきみぼくにはかせないのさ
ながかみかぜに なびかせたたず
ちかけた日差ひざしにけた きみはかな
きみはかないんだ