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よみがな
言葉ことばがいくらりても
たしてかぜこせるかい
それと一緒いっしょぼくでは
きみこころうごかせない

わらいながらこいあめながれてえた
虹色にじいろにごった希望きぼうとも
わらいながらきみあめながれてえた
ずぶれの紫陽花あじさいみたいに
綺麗きれいかなしい

じゃれれのには
くもりひとつなくわらって
やみそうもないあめには
きずばかりをつくったふたり

わらいながらこいあめながれてえた
らぬまった時間じかんとも
わらいながらきみあめながれてえた
ずぶれの紫陽花あじさいみたいに
綺麗きれいかなしい

よるそこひびいた 言葉ことばをちぎって
ひとつずつそらがして
ほらなつはすぐそこまで
無下むげぼく指差ゆびさしては からかった

れたひとみおくきみなにていた
いまとなっては意味いみもないこた
背中せなか ぼくはそれをていた
まるでゆめのようににじひかり

わらいながらこいあめながれてえた
虹色にじいろにごった希望きぼうとも
わらいながらきみあめながれてえた
ずぶれの紫陽花あじさいみたいに
綺麗きれいかなしい