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よみがな
ひたいをあわせて 言葉ことばさずとも
つなげられたがした
網戸あみどをすりけるかぜやさしい

見渡みわた景色けしきの すべてが色付いろづいた
その理由りゆうつけた
きみつくした日々ひびうつくしさ

こころえず彷徨さまよいながら いたるところにあとのこした

きみいていたいよ そばにあってほしいんだよ
うみのような このそらのような
うしなわれないその意味いみ

きみいていたいよ それ以外いがいにいらないよ
あふしたひかりべて たんだ
その刹那せつな永遠えいえん

唇重くちびるかさねて おもいをそらさずに
つたえられたがした
ゆるやかにぎていくのどこかで

こころえずきながら できうるかぎ暗闇くらやみめて

きみいていたいよ そばにあってほしいんだよ
あめのような このかぜのような
わりはしないその意味いみ

きみいていたいよ それ以外いがいにいらないよ
あふしたひかりべて ひらいた
そのたしかな永遠えいえん