- 文字サイズ
- よみがな
手てを伸のばしたら
届とどきそうな空そら
白しろい風かぜと
緩ゆるい坂道さかみち
踏ふみ出だしたら
こんな風ふうにさ 廻めぐった朝あさの臭におい
通とおり過すぎた僕ぼくらの
足跡あしあとが波なみに消けされながら
その音おとが吸すい込こまれてゆくよ、
またいで逆さかさまの言葉ことばのようだね
不確ふたしかに街まちを揺ゆらすよ
きっとさ きっと暮くれない日ひが照てらしてたんだ
そしたら
まるで薄うすらいだ白昼夢はくちゅうむのよう
ひとつひとつ零こぼれる砂すなの粒つぶ
踏ふみしめた 音おとがして
やがて波なみに紛まぎれて消きえていってしまうよ
届とどきそうな空そら
白しろい風かぜと
緩ゆるい坂道さかみち
踏ふみ出だしたら
こんな風ふうにさ 廻めぐった朝あさの臭におい
通とおり過すぎた僕ぼくらの
足跡あしあとが波なみに消けされながら
その音おとが吸すい込こまれてゆくよ、
またいで逆さかさまの言葉ことばのようだね
不確ふたしかに街まちを揺ゆらすよ
きっとさ きっと暮くれない日ひが照てらしてたんだ
そしたら
まるで薄うすらいだ白昼夢はくちゅうむのよう
ひとつひとつ零こぼれる砂すなの粒つぶ
踏ふみしめた 音おとがして
やがて波なみに紛まぎれて消きえていってしまうよ