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昨日きのうの晩御飯食ばんごはんたべた物ものが
何なにも思おもい出だせない
さっきお話はなしをした人ひとの
名前なまえさえ思おもい出だせない
何なにかを頭あたまに詰つめ込こむたびに
何なにかが頭あたまをはみ出だして
何なにかでできた山やまを見みるたびに
何なにかが自分じぶんを締しめ付つける
ずっと独ひとりで見みた景色けしきが
もっと色強いろづよくなるように
ここに強つよく深ふかく刻きざむ
忘わすれられぬように
ずっと夢見ゆめみていた景色けしきは
きっと眩まぶしく見みえないから
気持きもちだけが積つもり積つもる
何なにもかもが消きえて行ゆく
ただ回まわる事ことが楽たのしかった
気持きもちが思おもい出だせない
自分じぶんの想おもいを形かたちにする事ことさえ思おもい出だせない
誰だれかと何なにかを触ふれ合あうたびに
誰だれかと何なにかに挟はさまれて
誰だれかの何なにかに応こたえるために
何なにかで自分じぶんを締しめ付つける
ずっと夢見ゆめみていた景色けしきが
そっと色いろあせて行ゆく前まえに
ここに強つよく深ふかく刻きざむ
忘わすれられぬように
ずっと独ひとりで見みた景色けしきは
ちょっと霞かすんで見みえないから
焦あせりだけが積つもり積つもる
何なにもかもが消きえて行ゆく
何なにかと誰だれかと
何なにかも誰だれかも
何なにかを誰だれかを
何なにか…誰だれか…
ずっと独ひとりで見みた景色けしきも
ずっと夢見ゆめみていた景色けしきも
ここに強つよく深ふかく刻きざむ
忘わすれられぬように
もっと時ときが過すぎたとしても
きっとここに戻もどって来くれば
忘わすれながら少すこし思おもい出だせる忘わすれん坊ぼう
昨日きのうの晩御飯ばんごはんのおかずは鯖さばの塩焼しおやきでした
何なにも思おもい出だせない
さっきお話はなしをした人ひとの
名前なまえさえ思おもい出だせない
何なにかを頭あたまに詰つめ込こむたびに
何なにかが頭あたまをはみ出だして
何なにかでできた山やまを見みるたびに
何なにかが自分じぶんを締しめ付つける
ずっと独ひとりで見みた景色けしきが
もっと色強いろづよくなるように
ここに強つよく深ふかく刻きざむ
忘わすれられぬように
ずっと夢見ゆめみていた景色けしきは
きっと眩まぶしく見みえないから
気持きもちだけが積つもり積つもる
何なにもかもが消きえて行ゆく
ただ回まわる事ことが楽たのしかった
気持きもちが思おもい出だせない
自分じぶんの想おもいを形かたちにする事ことさえ思おもい出だせない
誰だれかと何なにかを触ふれ合あうたびに
誰だれかと何なにかに挟はさまれて
誰だれかの何なにかに応こたえるために
何なにかで自分じぶんを締しめ付つける
ずっと夢見ゆめみていた景色けしきが
そっと色いろあせて行ゆく前まえに
ここに強つよく深ふかく刻きざむ
忘わすれられぬように
ずっと独ひとりで見みた景色けしきは
ちょっと霞かすんで見みえないから
焦あせりだけが積つもり積つもる
何なにもかもが消きえて行ゆく
何なにかと誰だれかと
何なにかも誰だれかも
何なにかを誰だれかを
何なにか…誰だれか…
ずっと独ひとりで見みた景色けしきも
ずっと夢見ゆめみていた景色けしきも
ここに強つよく深ふかく刻きざむ
忘わすれられぬように
もっと時ときが過すぎたとしても
きっとここに戻もどって来くれば
忘わすれながら少すこし思おもい出だせる忘わすれん坊ぼう
昨日きのうの晩御飯ばんごはんのおかずは鯖さばの塩焼しおやきでした