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仰あおのけばいざ 開ひらけり雲間くもまの下行もとゆかせ給たまわん
闇やみと光ひかりの紛まがうる 罪科越ざいかこえる かの地望ちのぞみて
見みよや
空そらは荒あれて海うみは轟とどろく 風かぜはきしめき木々きぎは憂うれう
ああ奇くしき御前みまえより 己おのが背せを向むけて
「あなた愛あいする行おこないがたとえ罪つみだと気付きづけども
私わたしは欲ほっしてやまないだろう。 あなたを」
「もしもこの出会であいやり直なおせるものならば
同おなじあやまち くり返かえすでしょう。」
"tutti i buoni, tutti i cattivi"
音おともなく手てを絡からみて 見据みすえる瞳ひとみに迷まよいははやなし
すべての罰ばつを受うけむと ひざを地ちに這はわせ
祈いのり捧ささぐ
しずけき夜よるが訪おとずる すべてが眠ねむるかのごとく
恵めぐみうけいしいのちは あまねく時ときを待まち 見守みまもる
やがて
うねり荒あれる雲くもの上うえより 裁さばきおりて二人贖ふたりあがう
耐たえきれぬわざわいに かすれゆく景色けしき
つきぬ愛あいはここにあり つきぬ恵めぐみここにあり
汚けがれ果はてたわれ なおも愛あいす
いつくしみ深ふかき 主しゅはおられり
いざやともに 主しゅのまにまに
いざやともに 身みをまかせん
深ふかき眠ねむりの果はてには 朽くちるまで尽つきぬいばらの道立みちたつ
絡からみ合あうその腕かいなに 光ひかりやどりせん
con il futuro nel cuore
闇やみと光ひかりの紛まがうる 罪科越ざいかこえる かの地望ちのぞみて
見みよや
空そらは荒あれて海うみは轟とどろく 風かぜはきしめき木々きぎは憂うれう
ああ奇くしき御前みまえより 己おのが背せを向むけて
「あなた愛あいする行おこないがたとえ罪つみだと気付きづけども
私わたしは欲ほっしてやまないだろう。 あなたを」
「もしもこの出会であいやり直なおせるものならば
同おなじあやまち くり返かえすでしょう。」
"tutti i buoni, tutti i cattivi"
音おともなく手てを絡からみて 見据みすえる瞳ひとみに迷まよいははやなし
すべての罰ばつを受うけむと ひざを地ちに這はわせ
祈いのり捧ささぐ
しずけき夜よるが訪おとずる すべてが眠ねむるかのごとく
恵めぐみうけいしいのちは あまねく時ときを待まち 見守みまもる
やがて
うねり荒あれる雲くもの上うえより 裁さばきおりて二人贖ふたりあがう
耐たえきれぬわざわいに かすれゆく景色けしき
つきぬ愛あいはここにあり つきぬ恵めぐみここにあり
汚けがれ果はてたわれ なおも愛あいす
いつくしみ深ふかき 主しゅはおられり
いざやともに 主しゅのまにまに
いざやともに 身みをまかせん
深ふかき眠ねむりの果はてには 朽くちるまで尽つきぬいばらの道立みちたつ
絡からみ合あうその腕かいなに 光ひかりやどりせん
con il futuro nel cuore