あの日ひの約束やくそく 今いまでも覚おぼえてる
いつかこの広ひろい場所ばしょで
笑顔贈えがおおくりたいと

君きみの口癖くちぐせは「ありがとう」 それだけ
ふたり 前まえ 歩あるくことに
楽たのしさを心こころで感かんじた

当あたり前まえの大おおきな夢ゆめを抱かかえ
乗のせるメロディー
忘わすれた弱よわい自分じぶんの影かげが遠とおくて

足元見あしもとみつめたら
ぼやけて零こぼれ出だす
つよがりに耐たえなくて
温ぬくもり欲ほしくて

痛いたみ知しらなくて 傷きずついた重おもさに
崩くずれだす 不安ふあんになる
光ひかりが怖こわくて

私わたしの歌声うたごえ 「綺麗きれいだ」と口くちずさむ
君きみの言葉ことば 嬉うれしくなる
微笑ほほえんだ 初はじめての気持きもち

忘わすれ去さってく小ちいさな夢ゆめを見みつけ
揺ゆらぐメロディー
でも届とどかないような気きがした 今いまでは

見栄張みえはって歩あるき出だす
新あらたな道みち 開ひらく
でも辛つらくて立たち止どまる
振ふり返かえる
「ありがとう」
「ありがとう…」