少すこしの変化へんか 見失みうしなわない
生うまれた時ときから 僕ぼくはロボットだから

夢ゆめさえも見みず 暗闇くらやみの中なか
数かぞえきれない 0ぜろと1歩いちあるいた

寄より添そうことさえ 無駄むだと決きめ付つけて
『ヒト』の無ないルートを 選えらび続つづけ
そして還かえるよ

孤独こどくを守まもり切きったよ
償つぐなう無意味むいみさ 知しってるから
零こぼれる涙なみだのプログラム
間違まちがいの証明しょうめいだった

闇やみと信しんじた ソレは夜空よぞらで
0ぜろと1いちは ほら 星座せいざを結むすんだ

疑問ぎもんだらけだよ まるで『ヒト』みたい
肌はだに感かんじる痛いたみ こんな機能きのういらないのに

纏まとう風かぜの感触かんしょくが
複雑ふくざつすぎて 数値化拒すうちかこばむ
命めいじる涙なみだのプログラム
未熟みじゅくな感動かんどうみたいに

心こころは無ないはずなのに
怖こわいよ寂さびしいよ 世界せかいが
孤独こどくに弱よわる変化気付へんかきづく
もはや『ヒト』でしかなかった