独房どくぼうに籠こもった感情かんじょう
排水はいすいに流ながした動揺どうよう
表面ひょうめんは磨みがいた偶像ぐうぞう
鉄壁てっぺきの漏もれない願望がんぼう

愛情あいじょうに浮うかれて飛とんだ
貴方あなたの声こえで呼よばれた
そよ風かぜで砕くだけて散ちった
叶かなうことない期待きたいはずれ
本当ほんとうは全部ぜんぶゼンブ幻まぼろし?
現実げんじつは全部ぜんぶゼンブ幻まぼろし?
経験けいけんしたことないもの
もう、そうね
飽あきたの 幻想げんそう

届とどかない言葉ことばなら
シャボン玉だまで飛とばそうか
本性ほんしょうを知しらせずに
見みせつけるの

誰だれよりも あなたを私わたし 欲ほしい
知しられることさえない日々ひびを
檻おりの中なかで あなたを想おもい 消きえた
後あとに残のこった 隠恋慕かくれんぼ

私わたしの知しらない誰だれか
貴方あなたの慕したった誰だれか
愉快ゆかいに貴方あなたが話はなした
私わたしの知しらない出来事できごと
本当ほんとうは全部ぜんぶゼンブ幻まぼろし?
現実げんじつは全部ぜんぶゼンブ幻まぼろし?
理解りかいできない私わたしの妄想もうそうね
飽あきたの 幻想げんそう

見みたくない現実げんじつを
鏡かがみで反射はんしゃする
そうすれば映うつらない
醜みにくい顔かお

誰だれよりも あなたを私わたし 欲ほしい
知しってしまったあなたの日々ひびを
何なによりも 無なかった事ことに したい
後あとに残のこった 横恋慕よこれんぼ

幸しあわせになりたいの
幸しあわせにしたいの
あなたにもなってほしいの
同おなじように

誰だれよりも あなたを私わたし 欲ほしい
知しられないこの現実げんじつを
誰だれよりも あなたに私わたし 望のぞむ
さぁ飛とぼうよ どこまでも

誰だれよりも あなたを私わたし 欲ほしい
知しられることさえない日々ひびを
檻おりの中なかで あなたを想おもい 消きえた
後あとは綺麗きれいに かくれんぼ