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今温いまぬくもりがえたそのあと
ぼくらのねがいもうそになるならば

かないで」 きみこえ木霊こだまして
すべてをわすれていく

四角しかくはこのこされた
りかごはひど無機質むきしつ
おもたくなってこぼれたはずの
いとしさがそれでものこった

ぼく言葉ことばぼくこころ
あたたかくきみらして
いつか とどくのなら

今振いまふいて視線しせんからんだ
そんな瞬間しゅんかんつみとなるならば

かないで」 なにはなしたくないよ
すべてをわすれても このまま

かえいろのない世界せかいでまた
きもせずきずやしてく

サヨナラがいつかくるとっていて
もなく彷徨さまよ

なが時間じかんついやしている
すなのおしろとはりながら
それでも今日きょうげていく
いつかこわがくるまでは

たとえば今夜昔見こんやむかしみていた
おなひかりつきさえも
いつかわるのなら

あとすこしだけとなりにいさせて
よるとばりがおちてくそれまでは

かないで」 一言ひとことむねたた
とどまることもなく たがいの

気持きもちならだれよりもつよ
かりえてるとしんじていたこと

幻想げんそうつくした未来図みらいず
ぼくらのゆめにじ

どうすれば微笑ほほえんだの?

こんなんじゃわらえないよ?

このこえとどよう

もう一度いちど もう一度いちど

ぼく言葉ことばぼくこころ
あたたかくきみらして
いつか かがやくなら

いま ぬくもりがえたそのあと
ぼくらのねがいもうそになるならば

かないで」 きみこえ木霊こだまして
すべてをわすれても このまま

かえいろのない世界せかいでまた
きみのこといとしくおもうよ

サヨナラがいつかくるとっていて
もなく彷徨さまよ