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凍いてつく夜よるの小道こみち 真まっ白しろな雪ゆきのうさぎと
手てを取とり合あって歩あるく あの日ひのことを想おもう
薄明うすあかりの中なか 吐息といきまでも お互たがい良よく見みえる距離きょりで
君きみは僕ぼくの頬ほほを撫なでる
そっと息いきをひそめ 笑わらい合あった温ぬくもりは
廻まわる星ほしの環わの下したで ふわり 夢ゆめに消きえた
大おおきな音おとと共ともに 通とおり過すぎた青あおい車くるまは
詰つめ込こんだ思おもい出でを 一緒いっしょに連つれ去さってゆくから
あの瞬間しゅんかんから 何なにかが違ちがうの こんなに近ちかくにいるのに
どうして君きみに触さわれないの
冷つめたい涙なみだが 滲にじみ出だして止とまらない
溶とけ始はじめた透明とうめいな冷気れいきが この胸むねに突つき刺ささる
痩やせた君きみの体からだを この手てで支ささえることさえ
僕ぼくには許ゆるされないまま やがて 夜明よあけが来くる
朝あさの陽射ひざしの中なかも 温あたたかな手ての中なかも
どれひとつ 君きみの居場所いばしょになれないまま
今君いまきみは何処どこにいるの
気きづいていたんだ 交まじわることのない道みちを
歩あゆんでいた二人ふたりの幸しあわせは 触ふれ合あうことは出来できない
遠とおい空そらの果はて 届とどくことはないけれど
変かわらずに君きみの事ことを 愛あいしてるよ さよなら
手てを取とり合あって歩あるく あの日ひのことを想おもう
薄明うすあかりの中なか 吐息といきまでも お互たがい良よく見みえる距離きょりで
君きみは僕ぼくの頬ほほを撫なでる
そっと息いきをひそめ 笑わらい合あった温ぬくもりは
廻まわる星ほしの環わの下したで ふわり 夢ゆめに消きえた
大おおきな音おとと共ともに 通とおり過すぎた青あおい車くるまは
詰つめ込こんだ思おもい出でを 一緒いっしょに連つれ去さってゆくから
あの瞬間しゅんかんから 何なにかが違ちがうの こんなに近ちかくにいるのに
どうして君きみに触さわれないの
冷つめたい涙なみだが 滲にじみ出だして止とまらない
溶とけ始はじめた透明とうめいな冷気れいきが この胸むねに突つき刺ささる
痩やせた君きみの体からだを この手てで支ささえることさえ
僕ぼくには許ゆるされないまま やがて 夜明よあけが来くる
朝あさの陽射ひざしの中なかも 温あたたかな手ての中なかも
どれひとつ 君きみの居場所いばしょになれないまま
今君いまきみは何処どこにいるの
気きづいていたんだ 交まじわることのない道みちを
歩あゆんでいた二人ふたりの幸しあわせは 触ふれ合あうことは出来できない
遠とおい空そらの果はて 届とどくことはないけれど
変かわらずに君きみの事ことを 愛あいしてるよ さよなら