ああ 忘わすれられない 忘わすれたくない
想おもいがあるのは わかっている
時間じかんでさえも 癒いやせはしない
古傷ふるきずのよう 疼うずくのだろう

ああ 前まえの方ほうが良よかったとか
裏切うらぎりとか 君きみは言ゆうだろう
逃にげ出だしたい時ときもあるよ
苦くるしいのさ 本当ほんとは

認みとめてとは言いわないよ ただ僕ぼくは負まけないさ

今いま 僕ぼくが君きみの力ちからになるなら
ほら 進すすんで悪者わるものになろう 辛つらくないよ 笑わらってくれるなら
揺ゆらめいて 揺ゆらめいて 消きえそうな程ほど
震ふるえてる 震ふるえてる 壊こわれそうさ
陽ひが昇のぼったら 遥はるか遠とおくへ踏ふみ出だそう

ああ 風かぜが少すこし 弱よわまる頃ころ
君きみが過去かこも 今いまも未来みらいも
目めをそらさず いてくれたら
嬉うれしいのさ 嬉うれしいよ

信しんじてとは言いわないよ ただ僕ぼくは逃にげないよ

今いま 君きみが僕ぼくの力ちからになるのさ
それが僕ぼくの選えらんだ現実げんじつなんだよ 喜よろこんで受うけ止とめるよ
揺ゆらめいて 揺ゆらめいて 消きえそうな程ほど
震ふるえてる 震ふるえてる 壊こわれそうさ
揺ゆらめいて 揺ゆらめいて 消きえそうな程ほど
見守みまもって 見守みまもって この世界せかいも
陽ひが昇のぼったら 遥はるか遠とおくへ踏ふみ出だそう