夏なつを待まち伏ぶせしている
空そらと太陽たいようと水平線すいへいせん
僕ぼくは1人ひとり 犬いぬを連つれて
白しろい砂浜すなはまを歩あるいた

海うみの家いえの骨組ほねぐみが
今いまはまだまだ未完成みかんせいでも
通とおり過すぎた恋こいのように
何なんとなく覚おぼえているよ

君きみと食たべたとうもろこしは
中なかに火ひが通とおっていなかったよね
2人ふたりは一緒いっしょに 吹ふき出だしたっけ
笑わらい声ごえが懐なつかしい

風かぜの行方ゆくえに
やっと 気きづいた
僕ぼくは君きみのあの笑顔えがおに
心こころ 癒いやされていたんだ
風かぜの行方ゆくえに
思おもい溢あふれる
もう近ちかくに君きみはいない
誰だれに癒いやされればいいの?
どうしようもなく
寂さみしい

長ながい一年いちねんが過すぎて
梅雨つゆが明あけたら 眩まぶしい季節きせつ
ウェットスーツを 脱ぬいだサーファー
あの日ひの波なみを探さがしている

君きみは陽ひに灼やけたくないって
キャップを目深まぶかに被かぶってたね
キスをする時ときに 邪魔じゃまになったよ
ぎこちなく抱だきしめた

雲くもが流ながれて
夏なつが近ちかづく
胸むねの奥おくの天気予報てんきよほう
高気圧こうきあつが張はり出だしてる
雲くもが流ながれて
君きみが愛いとしい
花火はなびの写しゃメ 撮とりたいなら
今年ことし もう一度いちど 来くればいい
別わかれた理由りゆうは
忘わすれて…

波打なみうち際ぎわで
消きえてしまった
砂すなの上うえに描かいたハートと
君きみのその足跡あしあと
I MISS YOU!

風かぜの行方ゆくえに
やっと 気きづいた
僕ぼくは君きみのあの笑顔えがおに
心こころ 癒いやされていたんだ
風かぜの行方ゆくえに
思おもい溢あふれる
もう近ちかくに君きみはいない
誰だれに癒いやされればいいの?
どうしようもなく
寂さみしい