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夏祭なつまつりのよる
きみのことをかけた
金魚きんぎょすくいに
真剣しんけんだった
華奢きゃしゃ浴衣姿ゆかたすがた
白熱灯はくねつとうした
はしゃぐきみ背中せなか
そばにいたかれ
そっと いたね

なぜだか ぼくきゅう
そこにいられなかった
まるで きみこいをしてたように・・・

花火はなびかなしいね
はかなすぎて
うつくしいひかり一瞬いっしゅん過去かこ
花火はなびかなしいね
そら彼方かなた
ひらはな
しずかにえて

むねおく
いとしさには
づかぬふりをしていた
友達ともだちだと
おもっていた
きみとおくにえた
ジェラシー

仲間なかまたちとはぐれ
一人歩ひとりあるひとごみ
祭囃子まつりばやし
とおこえて
余計よけい さみしくなる
ひとはみな 自分じぶん
うそをついてきてる
ずっと かくしてた
ホントの気持きも

学校がっこうではられない
素顔すがおきみって
もっと もっと もっと
きになった

花火はなびが またがる
そらこう
せつなさがこころひろがって
花火はなびが またがる
なつはいつも ぎたあと
大人おとなにしてくれる

片思かたおもいは
つづくのだろう
きみだれかといたって・・・
一人ひとりきりで
ぼくこい
まるで 線香花火せんこうはなびみたいに

花火はなびかなしいね
はかなすぎて
うつくしいひかり一瞬いっしゅん過去かこ
花火はなびかなしいね
そら彼方かなた
ひらはな
しずかにえて

むねおく
いとしさには
づかぬふりをしていた
友達ともだちだと
おもっていた
きみとおくにえた
ジェラシー