誰だれかにそばにいてほしい 厳きびしい夜よるもあれば
誰だれかと声枯こえからして壊こわれたい 血ちがたぎる時ときだってある

ひとりでいるのが楽らくちんだと思おもってるし 振ふる舞まってるし
会あいたいなんてセリフ 一度いちども言いったことないけど

ねえ誰だれか、僕ぼくを知しっているんだろ
心こころの底そこで願ねがっている
人ひとは誰だれかの返事へんじを待まちながら
暗くらくせつない夜よるを越こえてゆく

首尾しゅびよく進すすみゃ自分じぶんの手柄てがら ヘタすりゃアイツが悪わるい
要領ようりょうよく上手じょうずに生いきるMy Way 当然とうぜん 友情ゆうじょうも人望じんぼうも縁遠えんどおい

体調たいちょうをこわして何日なんにちも休やすんでいるというのに
電話でんわさえもない何なにも滞とどこおらない 社会しゃかいはクールにまわる

ねえ誰だれか、僕ぼくを知しっているんだろ
どんな印象持いんしょうもってるのか教おしえて
どうせこの世よは寂さびしさの集合体しゅうごうたい
そう言いい聞きかせながら 強引ごういんに目めをとじる

こたえてくれ こたえてくれ どんな言葉ことばでもいいから
聞きかしてくれ 聞きかしてくれ 闇やみを切きりさいて

ねえ誰だれか、僕ぼくを知しっているんだろ
どこかで会あえると信しんじていたい
夢ゆめにまで出でてくる あの甘あまい気配けはい
捜さがしながらいつも歩あるいてきた
ひとりきりじゃ何なにも意味いみがないから