ここにいるんだと 知しらせるように 泣ないて
生うまれるのは あっけなく尊とうとい命いのち

小ちいさい光ひかり その先さきに待まっているのは
未知みちなるノイズ 自由不自由じゆうふじゆう 手てに負おえず膨ふくらむ希望きぼう

どんな想おもい 注そそぎこみ その命いのちに名なをつける?
花はなのように 鳥とりのように 美うつくしく しなやかに
その日ひの空そらの色いろを ずっと忘わすれないで

いくつも陽ひが沈しずみ 潮しおは満みち引ひいて
思おもわぬ方角ほうがくに 転ころがる命いのち

何なにもかも予定よていどおり進すすみはしない
それでも 小ちいさな体からだ しっかり抱だきしめてやれるかい?

どんな未来みらい 期待きたいして その命いのちに名なをつけた?
雨あめのように 雪ゆきのように まっすぐに 清きよらかに
あの日ひの風かぜのにおい 憶おぼえていますか

その声こえは何なによりも あなたのことだけ 求もとめてる

どんな想おもい 注そそぎこみ その命いのちに名なをつけた?
大地だいちのように 海うみのように 強つよい心こころ 持もてるように
負まけぬように 愛あいせるように 誰だれかを照てらせるように
世界せかいが変かわったあの日ひを ずっと忘わすれないで