まぶたを閉とじても なお そこに見みえる景色けしきが
悲かなしみで染そまるほど 涙なみだが消きえない日ひ
優やさしい優やさしい声こえや ぬくもりが
いつも あなたのもとへ 届とどきますように

こころ不安ふあんな夜よるは 部屋へやの明あかり消けすたび
窓まどの外そと 見みえてくる 小ちいさな光ひかりのように
優やさしい優やさしい夢ゆめだけが どうか
いつも あなたのもとへ 訪おとずれますように

明日あしたへ 明日あしたへ 明日あしたへと 歌うたおう
言葉ことばにならなくても 歌うたい続つづけよう
あなたと 明日あしたへ 明日あしたへと 行ゆこう
この道みちは遠とおくとも 繋つながっているから 独ひとりじゃないから 明日あしたへ

その痛いたみを知しること あなたの笑顔えがおを見みること
そのことが「答こたえ」だと 心こころから 思おもうの
繋つなぐ手て 繋つなぐ想おもいが この今いまを
乗のり越こえて行ゆく 大おおきな 力ちからになるから

あなたと あなたと あなたと 歌うたおう
例たとえ離はなれていても 道みちは遠とおくとも
明日あしたへ 明日あしたへ 明日あしたへと 歌うたおう
この想おもいが届とどくまで 歌うたい続つづけよう 終おわらない夜よるはない 明日あしたへ

雪解ゆきどけ水みず 春はるを待まつ息吹いぶき ふとした瞬間しゅんかんに降ふる微笑ほほえみ
雨後晴あめのちはれ 雲間くもまにさす 月明つきあかり 夜空よぞらは また新あたらしい朝あさを連つれてくる

明日あしたへ 明日あしたへ 明日あしたへと 歌うたおう
声こえがかれても なお 歌うたい続つづけよう
あなたへ あなたへ あなたへ 歌うたう
同おなじこの空そらの下した 共ともに向むかって行ゆこう 明日あしたへ