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もうえなくなるなんて
冗談じょうだんでもわないで
きみがいなくなるなんて
かんがえもしなかった

「ひょっとしたらぼくこと…」
そんなあま心地ここち
日々味ひびあじわいながら
なにもしなかったなぁ

指先触ゆびさきふれるたび
たがれながら
笑顔えがおでごまかして
こいちてた

さよなら、もっとそばにいて
きみことりたかった
もうえなくなるなんて
冗談じょうだんならいいのに

ねぇ、理由りゆういても
仕方しかたいけど
もしかしたらまたえる
そんな希望きぼうしい

今何いまなに出来できるだろう
めようかな、なんて
きみこまらせてしまうだけなのに

さよなら、ずっとこのままで
られたらとかおもってた
きみがいなくなることは
最初さいしょからまってたのに

あと何回なんかい
あと何秒なんびょう
きみられるだろう
写真しゃしんのおりの笑顔えがおつめていた

さよなら、さっきっからぼく
きみことかんがえてて
ねむれないよる気付きづいて
きみうためてる

さよなら、もっとそばにいて
きみことりたかった
もうえなくなるなんて
冗談じょうだんならいいのに

さよなら、きっとくるしくて
せつない日々ひびおとずれて
きみいたくなるから
またえるよと微笑ほほえんで