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最後さいご言葉ことばわしたのは もうどのくらいまえだろうな
つめたいあめりそうな ひくかったそら
いまでも記憶きおくらぐ ひとみ支配しはいしてたブルー きれいなままで

これ以上増いじょうふえることないおも
かどれて美化びかされると ますますやっかいな存在そんざいだから
どうにか粗捜あらさがよごしてしまいたいね

でもきっとかがやきはすだろう 宝石ほうせきのように

さよなら あの空見上そらみあげた日々ひび
いつしか とおくをたあなたは
そう真夜中まよなか かごからとり
かえ目印めじるしもつけずに
のこされたのは あざやかなブルー

りゆく恋心こいごころ無情むじょうちが場所ばしょ不条理ふじょうり
それでも蜃気楼しんきろうのように みちのりはまだとお
なにこえないほどの ふか海泳うみおよいでたブルー もうさがせない

たとえば 寝付ねつけない午前4時ごぜんよじ
あなたのかげがちらつくことなんてしゃくだから
明日あした
約束詰やくそくつんで はしまわって
おもいようすまれ 時間じかんまわまわれ…

でも結局負けっきょくまけちゃっているね わすれられない

さよなら あぁおさなすぎた二人ふたり
たが別々べつべつ旅路たびじ
彷徨さまよなか 過去かこからしたら
つぎ場所ばしょはもうつかった?
まばゆいほどの あざやかなブルー

さよなら あの空見上そらみあげた日々ひび
いつしか とおくをたあなたは
そう真夜中まよなか かごからとり
かえ目印めじるしもつけずに

もう一度いちど またどこかでうなら
笑顔えがおこえをかけあって
うそでもいいから ココロをかくして
しあわせを報告ほうこくしましょう

永遠えいえんのブルー