隠かくされてもわかってた
なんとなく想像そうぞうついてた
隣となりにいても 心こころは遠とおかった
何なにもかも捨すてられたら
そうすればまた 歩あるき出だせるはずなのに

ねぇどうして ねぇどうして 思おもい出ださせるの
連絡れんらくしないでよ また苦くるしくなる
消けしたはずの番号ばんごうに懐なつかしい声こえ
モノクロなメモリー
沈しずんでく夕陽ゆうひの中なかに溶とかしてしまいたい

幸しあわせは儚はかなくて
優やさしさは痛いたみに変かわった
二人ふたりで交かわした約束やくそくに嘘うそついた
なによりも大切たいせつだった
あなたはいない もういないってわかってるのに

ねぇどうして ねぇどうして 忘わすれられないの
一人ひとりの時間じかんが また苦くるしくなる
よみがえる二人ふたりの影かげ 寄より添そう肩かた
モノクロなメモリー
滲にじんでく月つきの中なかに溶とかしてしまいたい

消けした番号ばんごう 消きえない思おもい出で 捨すてた写真しゃしん 癒いえない傷きず

あなたと描えがいた夢ゆめは また誰だれかと叶かなえていくわ
苦くるしいばかりが恋こいじゃないと思おもえる日ひが来きたら

ねぇどうして ねぇどうして 思おもい出ださせるの
連絡れんらくしないでよ また苦くるしくなる
消けしたはずの番号ばんごうに懐なつかしい声こえ
モノクロなメモリー
ねぇどうして ねぇどうして…
モノクロなメモリー
沈しずんでく夕陽ゆうひの中なかに溶とかしてしまいたい