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時計とけいはりだけまわ世界せかい
セピアの景色けしきかねひび

窓辺まどべせきには無言むごんそら
わたしはここからなにてきた

だれわたしこたえて
一人昨日ひとりきのうたたずりのままの風景ふうけいなか

こぼちてゆく わたし色彩しきさい
わすれないでいて わたしたこと
まらぬ時間じかん手向たむけの言葉ことばえて
うたう「さよなら」

いつかこえたざわめき
にじ夕日ゆうひらいだわたし姿すがたはもうとおすぎて

りし日々ひびなにえるなら
ひといまよりもしあわせになれる?
廊下ろうかけてく背中せなかばしかけたゆび
つたなみだが ああ まらない

わたしは…

孤独こどく自由じゆうのどちらをにして
なに部屋へや明日あすから目覚めざめる?
最後さいごわかれを しずかな幕引まくひきのなか
ゆめよさよなら

両手りょうてあふれる 可憐かれん色彩しきさい
ちいさなねがいで げたブーケ
どうかれないで わたしえた舞台ぶたい
のこ足跡あしあと

おもあずけし窓際まどぎわ
ながめてたいつかのあおそら
んだわかれのはなびらひと
とどかぬ昨日きのうへとえてゆく