- 文字サイズ
- よみがな
まるで予定通よていどおりにまた春はるは来きて 僕ぼくらは別々べつべつの道みち
儚はかない夢追ゆめおいかけ 本当ほんとうはついて来きて欲ほしいこと 言いい出だせなかった
並木道なみきみち 揺ゆれる木漏こもれ日び 風かぜが髪かみを撫なで 表情ひょうじょうを隠かくした
偶然ぐうぜん 君きみを見みたんだ 遠とおくからそっと あの頃ころより少すこし大人おとなだった
声こえはかけずに 其処そこを去さったんだ 変かわらぬ想おもいをそっとしまい込こんで
「永遠えいえん」なんて信しんじないけど 当あたり前まえのように明日あしたは来くると思おもってた
冷つめたい風かぜに晒さらされても まだ繋つないだ掌てのぬくもりは消きえない
本当ほんとうは 強つよがりだった 精せいいっぱいの あの時ときうまく僕ぼくは笑わらえていたかな
何なにか話はなすと 崩くずれてしまいそうで 噛かんだ唇隠くちびるかくすように 背せを向むけた
巡めぐる季節きせつの中なかで 街まちが色いろを変かえてゆくように
やがて 鮮あざやかだった記憶きおくも 塗ぬり替かえられていくのかな
偶然ぐうぜん 君きみを見みたんだ 遠とおくからそっと 幸しあわせであること願ねがっているよ
声こえはかけずに また歩あるき始はじめるんだ それぞれ違ちがう 別々べつべつの道みちを
いまでも変かわらぬ想おもいはそっと胸むねの中なかにしまい込こんで
儚はかない夢追ゆめおいかけ 本当ほんとうはついて来きて欲ほしいこと 言いい出だせなかった
並木道なみきみち 揺ゆれる木漏こもれ日び 風かぜが髪かみを撫なで 表情ひょうじょうを隠かくした
偶然ぐうぜん 君きみを見みたんだ 遠とおくからそっと あの頃ころより少すこし大人おとなだった
声こえはかけずに 其処そこを去さったんだ 変かわらぬ想おもいをそっとしまい込こんで
「永遠えいえん」なんて信しんじないけど 当あたり前まえのように明日あしたは来くると思おもってた
冷つめたい風かぜに晒さらされても まだ繋つないだ掌てのぬくもりは消きえない
本当ほんとうは 強つよがりだった 精せいいっぱいの あの時ときうまく僕ぼくは笑わらえていたかな
何なにか話はなすと 崩くずれてしまいそうで 噛かんだ唇隠くちびるかくすように 背せを向むけた
巡めぐる季節きせつの中なかで 街まちが色いろを変かえてゆくように
やがて 鮮あざやかだった記憶きおくも 塗ぬり替かえられていくのかな
偶然ぐうぜん 君きみを見みたんだ 遠とおくからそっと 幸しあわせであること願ねがっているよ
声こえはかけずに また歩あるき始はじめるんだ それぞれ違ちがう 別々べつべつの道みちを
いまでも変かわらぬ想おもいはそっと胸むねの中なかにしまい込こんで