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まるで予定通よていどおりにまたはるぼくらは別々べつべつみち
はかな夢追ゆめおいかけ 本当ほんとうはついてしいこと せなかった

並木道なみきみち れる木漏こも かぜかみ表情ひょうじょうかくした

偶然ぐうぜん きみたんだ とおくからそっと あのころよりすこ大人おとなだった
こえはかけずに 其処そこったんだ わらぬおもいをそっとしまいんで

永遠えいえん」なんてしんじないけど あたまえのように明日あしたるとおもってた

つめたいかぜさらされても まだつないだのぬくもりはえない

本当ほんとうつよがりだった せいいっぱいの あのときうまくぼくわらえていたかな
なにはなすと くずれてしまいそうで んだ唇隠くちびるかくすように けた

めぐ季節きせつなかまちいろえてゆくように
やがて あざやかだった記憶きおくえられていくのかな

偶然ぐうぜん きみたんだ とおくからそっと しあわせであることねがっているよ
こえはかけずに またあるはじめるんだ それぞれちが別々べつべつみち

いまでもわらぬおもいはそっとむねなかにしまいんで