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いつかの情景じょうけいを 胸むねに秘ひめて 振ふり返かえらず現在いま
何処どこまで来きたのか 辿たどる術すべはない 道みちの途中とちゅうで
この足音あしおとは 鳴なり止やむことはない 遥はるかな世界せかい 果はてなく 響ひびき渡わたれ
独ひとりきりでも 弱よわさ見みせずに 移うつろう時ときを 歩あゆんで行ゆけるよ
頬ほほの涙なみだ そっと触ふれて残のこした 風かぜの香かおりを---
辿たどり着ついた先さきに 何なにもなくて 目めを伏ふせた時ときも
幼おさない誓ちかいが 腕うでを引ひいてく「もう終おわりかい?」
笑わらってやれ 暗くらい世界せかいで 誰だれが言いったんだ このまま 終おわるものか
泣なき言ごと、全部ぜんぶ 置おいて進すすもう 夜明よあけ丸まるごと背負せおって行ゆこうよ
瞳ひとみ 映うつす 微かすかに 一ひとつ瞬またたいた 星ほしの名残なごりを---
誰だれとも違ちがう 僕ぼくでいたいよ 同おなじ道行みちゆきだなんて ツマラナイ
独ひとりきりでも 弱よわさ見みせずに 移うつろう時ときを 歩あるいて行ゆけるよ
頬ほほの涙なみだ そっと触ふれて残のこした 僕ぼくの傷跡きずあと
何処どこまで来きたのか 辿たどる術すべはない 道みちの途中とちゅうで
この足音あしおとは 鳴なり止やむことはない 遥はるかな世界せかい 果はてなく 響ひびき渡わたれ
独ひとりきりでも 弱よわさ見みせずに 移うつろう時ときを 歩あゆんで行ゆけるよ
頬ほほの涙なみだ そっと触ふれて残のこした 風かぜの香かおりを---
辿たどり着ついた先さきに 何なにもなくて 目めを伏ふせた時ときも
幼おさない誓ちかいが 腕うでを引ひいてく「もう終おわりかい?」
笑わらってやれ 暗くらい世界せかいで 誰だれが言いったんだ このまま 終おわるものか
泣なき言ごと、全部ぜんぶ 置おいて進すすもう 夜明よあけ丸まるごと背負せおって行ゆこうよ
瞳ひとみ 映うつす 微かすかに 一ひとつ瞬またたいた 星ほしの名残なごりを---
誰だれとも違ちがう 僕ぼくでいたいよ 同おなじ道行みちゆきだなんて ツマラナイ
独ひとりきりでも 弱よわさ見みせずに 移うつろう時ときを 歩あるいて行ゆけるよ
頬ほほの涙なみだ そっと触ふれて残のこした 僕ぼくの傷跡きずあと