- 文字サイズ
- よみがな
穏おだやか広ひろがる 初夏しょかの日差ひざし
雨振あめふり願ねがったのに 晴はれてしまった
あの日ひと同おなじ「晴はれ」だけれど
心こころのどしゃぶり 止やみそうにない
歩あるきなれた道みち
ふたり思おもい出でのこの道みち
胸苦むねくるしくて
「もう終おわりよ」君きみが言いった
繋つないでいた手震てふるえる
いつか来くると わかってたのに
僕ぼくは何なにも言いえずに
二人ふたりの絆きずなはあまりに脆もろく
遠とおくでじゃれ合あう 幸しあわせなふたり
僕ぼくらはいつから 違ちがったのだろう
君きみにあげた指輪ゆびわ
いつからつけなくなったの?
わからないよ
永遠えいえんだと信しんじていた
幸しあわせだと信しんじていた
いつからだろう 君きみの笑顔えがお
寂さみしそうで 辛つらかった
あの日ひ 空そらに咲さいたあの花火はなびに
ふたりの 永遠えいえんの幸しあわせを誓ちかった
花火はなびは とてもとてもとても美うつくしく
まるで 寄より添そった僕ぼくらのようで
輝かがやく花火はなびはもう消きえた
終おわりたくない 言葉ことばが出でない
思おもい出でばかり流ながれる
繋つないでいた手てが離はなれて
君きみが振ふり返かえる
「もう時間じかんね」歩あるき出だした
君きみの頬ほほは濡ぬれていて
「ありがとう」と そう言いえたら
どれだけよかっただろう
最後さいごの言葉ことばは風かぜの中なか
雨振あめふり願ねがったのに 晴はれてしまった
あの日ひと同おなじ「晴はれ」だけれど
心こころのどしゃぶり 止やみそうにない
歩あるきなれた道みち
ふたり思おもい出でのこの道みち
胸苦むねくるしくて
「もう終おわりよ」君きみが言いった
繋つないでいた手震てふるえる
いつか来くると わかってたのに
僕ぼくは何なにも言いえずに
二人ふたりの絆きずなはあまりに脆もろく
遠とおくでじゃれ合あう 幸しあわせなふたり
僕ぼくらはいつから 違ちがったのだろう
君きみにあげた指輪ゆびわ
いつからつけなくなったの?
わからないよ
永遠えいえんだと信しんじていた
幸しあわせだと信しんじていた
いつからだろう 君きみの笑顔えがお
寂さみしそうで 辛つらかった
あの日ひ 空そらに咲さいたあの花火はなびに
ふたりの 永遠えいえんの幸しあわせを誓ちかった
花火はなびは とてもとてもとても美うつくしく
まるで 寄より添そった僕ぼくらのようで
輝かがやく花火はなびはもう消きえた
終おわりたくない 言葉ことばが出でない
思おもい出でばかり流ながれる
繋つないでいた手てが離はなれて
君きみが振ふり返かえる
「もう時間じかんね」歩あるき出だした
君きみの頬ほほは濡ぬれていて
「ありがとう」と そう言いえたら
どれだけよかっただろう
最後さいごの言葉ことばは風かぜの中なか