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あおいカーテンにぶらがって
ぼく見下みおろしてるおもたち
仕方しかたがないだろう
ぼくまどけて
はるわったことった

それなのにひといえそら
なにわらないまち
かなしかった

今年ことしなつ花火はなびこうね
きみのこしてくれたものを
つける度思たびおも
ああなぜきみ
しんじられなかったのだろう

二度にどもどらないと
っていながら
きっとてられずぼく
大切たいせつにしてしまうのだろう
なにもかも
なにもかも

テーブルのうえきずひとつに
きみつけている現状げんじょうでは
あたらしいこいはまだできないだろう
きみはどうだろう

ぼくがいなくても大丈夫だいじょうぶかい
すこひろくなった部屋へや
かなしかった

二人ふたりったものをかぞえても
きみ言葉ことばおもしても
またおもるだけ
ああ本当ほんとう
おもっててくれていたのに

今年ことしなつ花火はなびこうね
きみのこしてくれたものを
つける度思たびおも
ああなぜきみ
しんじられなかったのだろう

二度にどもどらないと
っていながら
きっとてられずぼく
大切たいせつにしてしまうのだろう
なにもかも
なにもかも