ただ目めの前まえに差さし出だされてる
誰だれのものかも分わからない偽物にせものより
ひとつずつひとつずつ
ひとつずつひとつずつ
さぁ導みちびき出だそう 今いますぐにほら

時間じかんに追おわれる日々ひびも ぬくもりも
全部ぜんぶすり抜ぬけて

答こたえなんて無ないと 諦あきらめた向むこう側がわには
勝かち負まけのない生温なまぬるい 世界せかいが待まってる
怒おこれ憤いきどおれひた走はしれ 終おわりの日ひまで
このままでいいなんて 罠わなと誘惑ゆうわくの中なかを

雨あめに打うたれて風かぜに吹ふかれて
言いい訳わけならいくらでも作つくり出だせる
憂うれいも苦くるしみも
嘆なげきも悲かなしみも
取とるに足たらないよ 吐はき捨すててほら

追おいかけ積つみ重かさなったこの日々ひびが
無駄むだにならないように

わからなくていいと 逃にげ出だした向むこう側がわには
主張しゅちょうも主観しゅかんもない 堕落だらくした世界せかいが待まってる
怒おこれ憤いきどおれひた走はしれ 終おわりの日ひまで
まだ何なにひとつ 成なし遂とげてなどいないだろ

省かえりみる事ことなどせずに
誰だれよりも優すぐれたものだけ

答こたえなんて無ないと 諦あきらめた向むこう側がわには
勝かち負まけのない 生温なまぬるい世界せかいが待まってる
怒おこれ憤いきどおれひた走はしれ 終おわりの日ひまで
これでいいと自分じぶんを 許ゆるしてしまう日ひまで