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ねえもしも鳥とりのように
自由じゆうに飛とべるのなら
あなたと焦こがれた空そらへ
飛とんでゆきたい
昨日きのうに戻もどれずとも
人ひとは明日あしたを夢見ゆめみて
ひたぶる歴史れきしを刻きざむ
ただひとつの命いのち 果はてるまで
どこへでも どこまでも行ゆけると そう信しんじて
慟哭どうこくの闇やみを駆かけ抜ぬけ 今いま ここに辿たどり着ついた
めぐりめぐる 想おもい出でたち
光帯ひかりおびて 行ゆき交かう回廊かいろうで
そっと この手伸てのばせば
あの日ひのままに なだれ込こむ
その烈はげしさ 優やさしさが
儚はかなくても 確たしかめあった
永久とわに忘わすれえぬ日々ひびは
胸むねの奥おく 咲さき続つづけている
もう何なにもいらないから
同おなじ痛いたみを背負せおって
無数むすうの刃やいばを染そめた
紅蓮ぐれんの哀かなしみよ 風かぜになれ
いつの日ひも いつまでも一緒いっしょに そう願ねがって
動乱どうらんの波なみにあらがうように ともに歩あゆんできた
時ときを超こえる 想おもいたちが
繋つないでゆく 終おわらぬ物語ものがたり
そっと 振ふり向むけばほら
ふたつ並ならんだ 足跡あしあとが…
飛とべないから この足あしで
一歩一歩いっぽいっぽ 踏ふみしめ歩あるく
耳みみをすませば あなたの足音あしおとが
想おもい出での回廊かいろう 今いまも響ひびく
自由じゆうに飛とべるのなら
あなたと焦こがれた空そらへ
飛とんでゆきたい
昨日きのうに戻もどれずとも
人ひとは明日あしたを夢見ゆめみて
ひたぶる歴史れきしを刻きざむ
ただひとつの命いのち 果はてるまで
どこへでも どこまでも行ゆけると そう信しんじて
慟哭どうこくの闇やみを駆かけ抜ぬけ 今いま ここに辿たどり着ついた
めぐりめぐる 想おもい出でたち
光帯ひかりおびて 行ゆき交かう回廊かいろうで
そっと この手伸てのばせば
あの日ひのままに なだれ込こむ
その烈はげしさ 優やさしさが
儚はかなくても 確たしかめあった
永久とわに忘わすれえぬ日々ひびは
胸むねの奥おく 咲さき続つづけている
もう何なにもいらないから
同おなじ痛いたみを背負せおって
無数むすうの刃やいばを染そめた
紅蓮ぐれんの哀かなしみよ 風かぜになれ
いつの日ひも いつまでも一緒いっしょに そう願ねがって
動乱どうらんの波なみにあらがうように ともに歩あゆんできた
時ときを超こえる 想おもいたちが
繋つないでゆく 終おわらぬ物語ものがたり
そっと 振ふり向むけばほら
ふたつ並ならんだ 足跡あしあとが…
飛とべないから この足あしで
一歩一歩いっぽいっぽ 踏ふみしめ歩あるく
耳みみをすませば あなたの足音あしおとが
想おもい出での回廊かいろう 今いまも響ひびく