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ちいさなころ幽霊ゆうれいえたんだ
おなとしくらいの 可愛かわいおんなのさ
いますこしもえないけれど ぼくらは
おさない あのなつはなしでもしようか

けるにお一人ひとりだけで あそぶのも もうれた
地面じめんもりけて あかしろきみのいる場所ばしょ いまいに

何千回なんぜんかい肯定こうていかえして
ぼくたがいに 存在そんざいゆう感情かんじょうたしかめってきたんだろう
何千年なんぜんねん 何万年なんまんねん 何億年なんおくねん 何光年なんこうねんも ずっとずっと
ここにれたらいいなって そらあおいのつづけていたあのころ

いつしかなにえなくなった
づけばすこびていた
いたちいさなこころうすれて うすれていく

何千回なんぜんかい後悔こうかいかえして
ぼくらのなか大切たいせつだったなにかもわすれられていくんだろう
何千年なんぜんねん 何万年なんまんねん 何億年前なんおくねんまえも ずっとずっとずっと
ちいさくよわぼくらが 絶対ぜったい肯定こうていもとめ つくりつづけてきたんだろう

おなとしくらいの可愛かわい幽霊ゆうれいとか
とかね