流ながれたタイヤの夕景ゆうけい
ネオンの虹色遊泳にじいろゆうえい
一秒縛いちびょうしばり 結むすぶ手二てふたつ
繋つないで感情風景かんじょうふうけい
傾かたむく夜よるに夢中むちゅうで
心落こころおちた

例たとえば見下みおろす天体てんたい
言葉ことばを濁にごした正解せいかい
素直すなおさ飾かざらずにいれたら
あの星近ほしちかづけたのかな

揺ゆれる ノイズ 不安ふあん リズム
僕ぼくら 弱よわく すぐに 消きえて
だけど 握にぎる 右手みぎて 駆かけ出だして

追おいかけて腕うでかすめた昨日きのうと
全部投ぜんぶなげ出だしたはずの今日きょうと
結むすぶ点てんの 形覚かたちおぼえて
あの場所ばしょが明日あすに変かわるから

響ひびいて夜空よぞらの情景じょうけい
例たとえて僕ぼくらの関係かんけい
願ねがい込こめる 名前なまえも知しらず
例たとえば誰だれかの夢ゆめ
落おちてく光途中ひかりとちゅうで
叶かなえたかな

遠とおい サイン 僕ぼくら 照てらす
こだまする ミュート 見みる 最期さいご
言葉ことば 持もった 僕ぼくら 響ひびかせて

いつか胸むねにしまったはずの星ほし
溶とけて無なくなったと思おもった
視力しりょくが悪わるくなった僕ぼくに
指ゆびを差さして気きづかせて

追おいかけて腕うでかすめた昨日きのうと
全部投ぜんぶなげ出だしたはずの今日きょうと
結むすぶ点てんの 形覚かたちおぼえて
あの場所ばしょが明日あすに変かわるから

数かぞえて光ひかる思おもい出で
重かさねた毎秒風景まいびょうふうけい
出来できればこの色いろまで
覚おぼえているよ
流ながした涙行方なみだゆくえ
それでも雨あめのち晴はれ
思おもいが明日あしたになって
結むすびますように