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よみがな
まじわりこばんだまじわりのなか
ひと背比せいくらしのばせる刃物はもの
羽蟲はむしいた 理解りかい外側そとがわ
意識いしき氾濫はんらん 洪水こうずい がれるうそ

はいめてすべてた
はなかないから
またかべ中床なかゆか下隠したかくれんぼ
さがさないで
そでした 薄笑うすえかお
がみにしてあそびました
きたなつるいている
きしめて」
きざんだ

むしあつまった
おにそと

桜咲さくらさかないこのした
あたえた飴玉捨あめだますてられてた
傷付きずついたこころなか
またかためたうそとコンクリート

はじめからきずななんて曖昧あいまい
はじめからなにもかもがちがうんだ
羽蟲はむしいた 理解りかい外側そとがわ
意識いしき氾濫はんらん 洪水こうずい がれるうそ

うばった今日きょう
焼却しょうきゃくしたやさしさと
もうない明日あした
ただのこつみ

はいめてすべてた
はなかないから
またかべなか ゆかした かくれんぼ
さがさないで
そでした 薄笑うすえかお
がみにしてあそびました
きたなつるいている
きしめて」
きざんだ

むしあつまった
おにそと

桜咲さくらさかないこのした
あたえた飴玉捨あめだますてられてた
傷付きずついたこころなかまたかためたコンクリート

馬鹿ばかげた世界せかい
おろもの視界しかいせばめていている
とどかないうえ見上みあ
足元あしもと気付きづかない

桜咲さくらさかないこのした
あたえた飴玉捨あめだますてられてた
傷付きずついたこころなかまたかためたうそとコンクリート