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よみがな
つかれば おぼろだった
みちけわしい とぐろいた
ためすよにりかかる とき
千切ちぎれそうなちかいよ

もう虚空こくう見上みあげた日々ひびもどれない
このきずなたましい化身けしんだから

どんな なみだうみこおらせわたろう
道無みちなくとも
こんな 不安ふあん渦巻うずま紅月あかつき
ゆめ宿やどして

きるすべて けてもなお
りぬ まない焔抱ほむらだいて
雨風あめかぜばす こえがする
いま居場所いばしょ しんじたい

ああ虚空こくう、もがいて いのち 目覚めざめた
この約束やくそく みちび化身けしんになれ

きっと またつぶされそうなおのれ
背負せおいながら
ずっと 見守みまもってくれたあかつき
そばにかんじて

どんな なみだうみこおらせわたろう
みち出来でき
ずっと 最果さいはてもらすあかつき
いつも宿やどして