終おわりのない 愚陋ぐろうの道みち この先さきには何なにがあるの?
思考しこうの麻痺まひ 踊おどり疲つかれて 目めを閉とじれば 朽くち果はてる

自我羅じがらの雫しずくに 身体からだを浸ひたして
惰性だせいだけで 歩あるき続つづけてる

何なにも見みえなくなって
誰だれも信しんじなくなって
独ひとり彷徨さまよう 黒くろい砂漠さばく

何なにか手てに入いれたって
誰だれか繋つなぎ止とめたって
すべて灰はいになる 黒くろい砂漠さばく

答こたえのない 久遠くおんの旅たび この闇やみには愛あいがあるの?
微光びこうの星ほし 動うごかない月つき 目めを閉とじれば 落涙らくるいする

琥珀こはくの硝子ガラスで 闇夜やみよを照てらして
虚勢きょせいだけで 歩あるき続つづけてる

たとえ奪うばわれたって
風かぜにさらわれたって
陰かげるこの世よは 黒くろい砂漠さばく

苦界生くかいいきるしかなくて
苦痛くつうもがくしかなくて
いずれhighになる 黒くろい砂漠さばく

終おわりのない 愚陋ぐろうの道みち この先さきには何なにがあるの?
思考しこうの麻痺まひ 踊おどり疲つかれて 目めを閉とじれば 夢ゆめを見みる