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よみがな
なつゆきぼくほほつたうのは何故なぜ?
よるきみこたえをそっとつの。

ねつびるスピードがはやくなっていくのは、突然とつぜん言葉ことばにより冷却れいきゃくおこなわれたせいで。
まるで、手弱女たおやめ、うつつ、かるた、る。(真夏まなつ寝苦ねぐるしい。とモーベリア)

どうかこの時間じかんうしなわれますように、あまりの出来事できごと、もはや、改竄かいざん のすべもない。

うごかないのは、きみやみ体内時計たいないどけいくるわすあお。 そう、色深度いろしんどをじっと二人ふたりつめる。

このまま、嗜好しこうもりなかで、つづけるぼくは。
あさはかな、おもいをあつさににじませ、ゆき自然しぜんくちづけを。

いとおしい、ちがう、そんな言葉ことばだけじゃあらわせない。

いまさら、づいた、片目かためをつぶる(かべのリフレクション) 仕草しぐさがきみの限界げんかい何度なんどせていた。
ぼくたちは、よる木々きぎ、どこへわかれてくのだろう。

はずせない、たがつめつつ、ゆめつづけるぼくは。
大声おおごえげてきみを、げてきみぶけど、ゆきわかれのくちづけを。

いとおしい、くるう、それだけできみ見続みつづけ、いやちがう、ぼくはまたいたい、この言葉ことばつたえたくて。