さくらんぼ 食たべたい
そのタネを飛とばして…

このレッスン場じょう(片隅かたすみ)
彼女かのじょはポツンと(しゃがんで)
空からの紙かみコップ
手てに持もって
休やすんでいたよ

前まえに進すすめずに(疲つかれて)
イライラしながら(黙だまって)
こうであるべき自分じぶんと
闘たたかっていたんだ

見みかねた誰だれかが
さくらんぼの箱はこ
彼女かのじょの前まえに
そっと置おき
再開さいかい 待まっていた

夢ゆめを見みるだけなら
いくらでも
見みられるけど
ちゃんと
叶かなえようなんて
思おもったら大変たいへん
夢ゆめを見みるだけなら
やさしくも
なれるでしょう
ピリピリと張はりつめた
空気吸くうきすい込こみ
伸のびるための
坂さかの途中とちゅう

さくらんぼ ひとつ(手てに取とり)
さくらんぼ ふたつ(食たべたね)
タネを吐はき出だす その仕草しぐさ
カッコよかった

歌うたとかダンスとか
納得なっとくできずに
彼女かのじょは一人ひとり
ストイックに
まわりを寄よせ付つけない

夢ゆめを見続みつづけたい
あきらめれば
楽らくになれる
だけど
今以上いまいじょう もっと
何なにをすればいい?
夢ゆめを見続みつづけたい
あの日ひから
決きめてたこと
不機嫌ふきげんに見みえたって
もう 構かまわない
向むき合あってるのは
自分自身じぶんじしん

Lonely girl
あの女ひとに
Lonely girl
憧あこがれた
生温なまぬるい水みず
拒否きょひして
飛とび出だした
孤独こどくな背中せなか

夢ゆめを見みるだけなら
いくらでも
見みられるけど
ちゃんと
叶かなえようなんて
思おもったら大変たいへん
夢ゆめを見みるだけなら
やさしくも
なれるでしょう
ピリピリと張はりつめた
空気吸くうきすい込こみ
伸のびるための
坂さかの途中とちゅう

向むき合あってるのは
自分自身じぶんじしん