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よみがな
てたんだ かなしいっておもまえ
こころとかかたちないものなんて

機械きかいみたいに毎日動まいにちうごいて
さぶられてくことにはりて
きることだけをただいそいで
夢中むちゅうひろあつめたものも
ゆめからめたらみにくいものさ
むなしさだけがのこされてしまうもので

なみだなんてれきってしまったよ
なが理由わけもないんだけど
それできるのはらくなはずが
いたむよ。なんでかな

大切たいせつひとやさしい言葉ことばさえ
ダメだよつたわんないよ
卑屈ひくつになったいまでは

本当ほんとうはわかっているよ
まだてきれてないことだって
だってあいされたくて

なみだなんてれきったはずが
何度なんどもこの湿しめらすのは
きっとそれでもまたなにかを
もとめてしまうから
明日あしたがまたるから
こころせないから

何度なんどだって