気きがついたらいつもそう
文句もんくばかり言いっていて
朝起あさおきれば最初さいしょに
「おはよう」って言いってくれた
僕ぼくの主張何一しゅちょうなにひとつ
理解りかいしてはくれないと
責せめた僕ぼくの一番いちばん
理解者りかいしゃと気付きづけなかった

僕ぼくのことまだ小ちいさい子供こどもみたいに
心配しんぱいしてさ
かなわないな、いつまでも

沢山受たくさんうけた愛情あいじょうを
次つぎは僕ぼくがあげる番ばんで
もしまた人生じんせいがあるなら
また貴女あなたのもとに
生うまれたいな

いつの間まにか僕ぼくが
背せも追おい越こして
いつか本当ほんとうの別わかれが来きても
胸むねを張はって「おやすみ」
言いえるようにね
伝つたえたい
今いままでの感謝かんしゃの言葉ことばと別わかれを

少すこしだけ濃こい朝あさごはん
丸まるみを帯おびたその文字もじも
全部全部大好ぜんぶぜんぶだいすきだから
恥はずかしくて言いえないけど

これからも迷惑めいわくばかり
かけるかもしれないけれど
大好だいすきな僕ぼくの「お母かあさん」
僕ぼくの声こえが届とどくように

「ありがとう」