風かぜ、光ひかりを乗のせて 映うつりゆく故郷ふるさと
街まち、私わたしに詩うたって 連つれてくはメモライズホーム

時ときの糸いとを辿たどって 懐なつかしい公園こうえんに

僕ぼくはもう行いかなくちゃ あの子こはまだ待まってるかな
いつも僕ぼくと唄うたってた この風かぜをプレゼントに

赤あか、揺ゆらぐは太陽たいよう あの丘おかに影法師かげぼうし

少年達しょうねんたちはみんな 子供こどものそのまんま

僕ぼくはもう帰かえらなくちゃ 夕焼ゆうやけにも背せを向むけて
いつも僕ぼくを待まってた 優やさしい母ははの元もとへ 帰かえろうかな

夕立ゆうだちはいつからか減へった 燕つばめは姿すがたを晦くらました
数かぞえては増ふえる悲かなしみは いつか貰もらった愛あいのせいか

僕ぼくはもう行いかなくちゃ 懐なつかしき あぁ故郷ふるさとよ
いつも僕ぼくを待まってた 犬いぬも抱だきしめてやろう

rarara...