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「広ひろいこの世界せかいはあまりに綺麗きれいで」
「だからその手てを、さあ、差さし出だして。」
絶望ぜつぼうの中なか、箱庭はこにわの外そと
君きみの言葉ことばだけ色いろづいた。
この汚よごれたままの空そらの下した
ねえ、どうして飽あきもせず
変かわらないままのその瞳ひとみで
この世界せかいを見みつめるの?
「あぁ、君きみの瞳ひとみに写うつった世界せかいは違ちがうんだ」と
でも そんな、そんな世界せかいさえ
見みたいと、手てをのばした
「広ひろいこの世界せかいはあまりに綺麗きれいで」
「だからその手てを、さあ、差さし出だして」
絶望ぜつぼうの中なか、箱庭はこにわの外そと
君きみの言葉ことばだけ色いろづいて…
「広ひろいこの世界せかいはあまりに綺麗きれいで」
握にぎり返かえした手て、震ふるえて
伝つたわる温度おんど、その先さきの声こえ
今いまはまだ暗くらい視界しかいの
ひとつひとつを紐解ひもときながら、
君きみと進すすみたい
いつの日ひか…
色いろづいた この世界せかいを
「だからその手てを、さあ、差さし出だして。」
絶望ぜつぼうの中なか、箱庭はこにわの外そと
君きみの言葉ことばだけ色いろづいた。
この汚よごれたままの空そらの下した
ねえ、どうして飽あきもせず
変かわらないままのその瞳ひとみで
この世界せかいを見みつめるの?
「あぁ、君きみの瞳ひとみに写うつった世界せかいは違ちがうんだ」と
でも そんな、そんな世界せかいさえ
見みたいと、手てをのばした
「広ひろいこの世界せかいはあまりに綺麗きれいで」
「だからその手てを、さあ、差さし出だして」
絶望ぜつぼうの中なか、箱庭はこにわの外そと
君きみの言葉ことばだけ色いろづいて…
「広ひろいこの世界せかいはあまりに綺麗きれいで」
握にぎり返かえした手て、震ふるえて
伝つたわる温度おんど、その先さきの声こえ
今いまはまだ暗くらい視界しかいの
ひとつひとつを紐解ひもときながら、
君きみと進すすみたい
いつの日ひか…
色いろづいた この世界せかいを