朝あさが来くれば別べつの道みち
君きみと一緒午前二時いっしょごぜんにじ
君きみの涙なみだに触ふれる
呼吸こきゅうをする空気くうきも見みえなくて

「神様かみさまはいるのかな」
手てを離はなした午前五時ごぜんごじ
白しろい雪ゆきに触ふれる
吐はき出だす言葉ことばが白しろくなる

互たがいの名前なまえを呼よんだら愛いとおしい
君きみのせいだけならば痛いたくはないよ

サヨナラなんて言いえないよ
僕ぼくらがそっとついた嘘うそ
出会であったのはホントだよ
サヨナラなんて言ゆえないよ

乾かわききった土つちに船ふね
作つくられた夜よるの虹にじ
ぽたぽた伝つたい落おちる
雫しずくはココロで波なみとなる

明日あしたじゃ遅おそくて昨日きのうじゃ早はやくて
今いまなら消きえないとわかっているけど

「サヨナラなんて言いえないよ」
絞しぼった声こえが言いう言葉ことば
優やさしくそっと聴きく声こえに
サヨナラいつか待まってるよ

サヨナラなんて言いえないよ
僕ぼくらがそっとついた嘘うそ
出会であったのはホントだよ
サヨナラなんて言いえないよ

サヨナラなんて要いらないよ
僕ぼくらはきっと知しってるよ
出会であえたのはホントだよ
サヨナラだって言いえないよ