- 文字サイズ
- よみがな
自分じぶんに恋こいをする僕ぼくらは
借かり物ものの車くるまを走はしらせ
仲間なかまたちと広ひろい丘おかで遊あそんでる
それでも何なにかが違ちがうと
忘わすれ去さられた路地ろじの先さき
手てつかずの大おおきな壁かべを見みつけた
青色あおいろのペンキを買かってきて塗ぬろう
ツバメの飾かざりを持もってきて飛とばそう
「君きみに似にた男おとこの子こを描かこう」
「君きみに似にた女おんなの子こを描かこう」
丸描まるかいて指先ゆびさきで伸のばして
滲にじんだら端はじっこをかさねて
飛とび跳はねて浮うかんだらそのまま
虹にじと虹にじつなげたら帰かえろう
暗くらくなる暗くらくなる夜よるだ
また会あえる
また会あえる明日あしたを迎むかえよう
迎むかえてもきっと
あの丘おかで変かわらない日々ひびが過すぎて
僕ぼくらは結局けっきょくは飛とべない
あの時ときから僕ぼくが踏ふみ切きれない奴やつでいること
君きみはたぶん分わかってるんだろう
いやそれとももう考かんがえることもやめて
また後部座席こうぶざせきで気けだるそうにしてるのかい
そのうち油あぶらが切きれたそいつを乗のり捨すてて
なにかしらを悟さとった君きみはいなくなって
置おいてけぼりにされた僕ぼくは
未いまだにあの1日いちにちを夢ゆめに見みている
丸描まるかいて指先ゆびさきで伸のばして
滲にじんだら端はじっこをかさねて
飛とび跳はねて浮うかんだらそのまま
虹にじと虹にじつなげたら君きみに
愛あいしてる愛あいしてる言いわなきゃ
また会あえる
また会あえるあの日ひに戻もどれたら
戻もどれてもきっと
あの丘おかで変かわらない日々ひびが過すぎて
僕ぼくらは結局けっきょくは飛とべない
借かり物ものの車くるまを走はしらせ
仲間なかまたちと広ひろい丘おかで遊あそんでる
それでも何なにかが違ちがうと
忘わすれ去さられた路地ろじの先さき
手てつかずの大おおきな壁かべを見みつけた
青色あおいろのペンキを買かってきて塗ぬろう
ツバメの飾かざりを持もってきて飛とばそう
「君きみに似にた男おとこの子こを描かこう」
「君きみに似にた女おんなの子こを描かこう」
丸描まるかいて指先ゆびさきで伸のばして
滲にじんだら端はじっこをかさねて
飛とび跳はねて浮うかんだらそのまま
虹にじと虹にじつなげたら帰かえろう
暗くらくなる暗くらくなる夜よるだ
また会あえる
また会あえる明日あしたを迎むかえよう
迎むかえてもきっと
あの丘おかで変かわらない日々ひびが過すぎて
僕ぼくらは結局けっきょくは飛とべない
あの時ときから僕ぼくが踏ふみ切きれない奴やつでいること
君きみはたぶん分わかってるんだろう
いやそれとももう考かんがえることもやめて
また後部座席こうぶざせきで気けだるそうにしてるのかい
そのうち油あぶらが切きれたそいつを乗のり捨すてて
なにかしらを悟さとった君きみはいなくなって
置おいてけぼりにされた僕ぼくは
未いまだにあの1日いちにちを夢ゆめに見みている
丸描まるかいて指先ゆびさきで伸のばして
滲にじんだら端はじっこをかさねて
飛とび跳はねて浮うかんだらそのまま
虹にじと虹にじつなげたら君きみに
愛あいしてる愛あいしてる言いわなきゃ
また会あえる
また会あえるあの日ひに戻もどれたら
戻もどれてもきっと
あの丘おかで変かわらない日々ひびが過すぎて
僕ぼくらは結局けっきょくは飛とべない