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嘘うその数かずだけ黒くろずんだ 肺はいが息苦いきぐるしいんだ
いっそ切きり取とっておくれ
明日あしたが楽たのしみだなんて ずいぶん幸しあわせなんだね
そんな目めで笑わらわないでよ
その手てをまだ その手てをまだ
僕ぼくは離はなしたくはないんだ…
君きみを殺ころしていいの?
ねぇ綺麗きれいな君きみも いつか汚よごれてしまうなら
ねぇ綺麗きれいなままで 今終いまおわらせてしまおうか
まつ毛げの先さきのガラス玉だまに 映うつる逆さかさの世界せかい
このままの二人ふたりを永遠えいえんに 閉とじ込こめておきたい
誰だれかに踏ふみ潰つぶされて 道端みちばたで枯かれた花はなを
哀あわれむ暇ひまなんてなくて
街まちや人ひとも変かわってく 君きみも僕ぼくも変かわってく
そんな未来みらいが怖こわいんだ
君きみの声こえを もっとちょうだい
酸素さんそも水みずも要いらないから…
君きみを殺ころしていいの?
ねぇ綺麗きれいな瞳ひとみ いつか濁にごってしまうなら
ねぇ綺麗きれいなままで 今終いまおわらせてしまいたい
その指先ゆびさきをきつく噛かんで 滲にじむルビーの中なか
僕ぼくを愛あいしてくれる君きみを 閉とじ込こめておきたい
君きみを殺ころしていいの?
ねぇ綺麗きれいな君きみも いつか汚よごれてしまうなら
ねぇ綺麗きれいなままで 今終いまおわらせてしまおうか
ねぇ二人ふたりを結むすぶ この赤あかい糸いとが切きれたら
ねぇ違ちがう誰だれかと 君きみは恋こいに落おちるんだろう
僕ぼくの知しらない君きみは全部ぜんぶ 消けして、消けして、消けして
その瞳ひとみはたった一人ひとりを 映うつしてくれればいい
鏡かがみの破片はへんが映うつし出だす 二人ふたりだけの世界せかい
僕ぼくを愛あいしてくれる君きみを 閉とじ込こめておきたい
いっそ切きり取とっておくれ
明日あしたが楽たのしみだなんて ずいぶん幸しあわせなんだね
そんな目めで笑わらわないでよ
その手てをまだ その手てをまだ
僕ぼくは離はなしたくはないんだ…
君きみを殺ころしていいの?
ねぇ綺麗きれいな君きみも いつか汚よごれてしまうなら
ねぇ綺麗きれいなままで 今終いまおわらせてしまおうか
まつ毛げの先さきのガラス玉だまに 映うつる逆さかさの世界せかい
このままの二人ふたりを永遠えいえんに 閉とじ込こめておきたい
誰だれかに踏ふみ潰つぶされて 道端みちばたで枯かれた花はなを
哀あわれむ暇ひまなんてなくて
街まちや人ひとも変かわってく 君きみも僕ぼくも変かわってく
そんな未来みらいが怖こわいんだ
君きみの声こえを もっとちょうだい
酸素さんそも水みずも要いらないから…
君きみを殺ころしていいの?
ねぇ綺麗きれいな瞳ひとみ いつか濁にごってしまうなら
ねぇ綺麗きれいなままで 今終いまおわらせてしまいたい
その指先ゆびさきをきつく噛かんで 滲にじむルビーの中なか
僕ぼくを愛あいしてくれる君きみを 閉とじ込こめておきたい
君きみを殺ころしていいの?
ねぇ綺麗きれいな君きみも いつか汚よごれてしまうなら
ねぇ綺麗きれいなままで 今終いまおわらせてしまおうか
ねぇ二人ふたりを結むすぶ この赤あかい糸いとが切きれたら
ねぇ違ちがう誰だれかと 君きみは恋こいに落おちるんだろう
僕ぼくの知しらない君きみは全部ぜんぶ 消けして、消けして、消けして
その瞳ひとみはたった一人ひとりを 映うつしてくれればいい
鏡かがみの破片はへんが映うつし出だす 二人ふたりだけの世界せかい
僕ぼくを愛あいしてくれる君きみを 閉とじ込こめておきたい