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降ふり始はじめた細ほそい雨あめが
銀色ぎんいろの緞帳どんちょうを
下おろすように
幕まくを閉とじた
それが私わたしの初恋はつこい
待まち伏ぶせした
二ふたつ目めの路地ろじ
声こえも掛かけられないまま
下したを向むいたら
紫陽花あじさいも泣ないていた
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
目めの前まえを通とおり過すぎてく
それでも こうして
あなたを見みている
この場所ばしょから
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
振ふり向むいてさえもくれない
傘かさ 差さしてるのに
頬ほほが濡ぬれるのは
どうにもできない
てもでもの涙なみだ
一人ひとりきりで歩あるき出だした
切せつなさが残のこる道みち
心こころの中なか
迷まよい込こんだ
誰だれも知しらない愛いとしさ
雨あめが好すきな
この紫陽花あじさいは
晴はれた日ひには目めを閉とじて
遠とおい雨雲あまぐも
想おもってるのでしょうか?
どんなに悲かなしくても
どんなにだめでも
女おんなの子このままいさせて
あなたと出会であえた
記憶きおくの足跡あしあと
忘わすれないわ
どんなに悲かなしくても
どんなにだめでも
いつの日ひか思おもい出だすでしょう
私わたしの願ねがいが
叶かなわなくたって
輝かがやき続つづける
てもでもの恋こいよ
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
目めの前まえを通とおり過すぎてく
それでも こうして
あなたを見みている
この場所ばしょから
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
振ふり向むいてさえもくれない
傘かさ 差さしてるのに
頬ほほが濡ぬれるのは
どうにもできない
てもでもの涙なみだ
銀色ぎんいろの緞帳どんちょうを
下おろすように
幕まくを閉とじた
それが私わたしの初恋はつこい
待まち伏ぶせした
二ふたつ目めの路地ろじ
声こえも掛かけられないまま
下したを向むいたら
紫陽花あじさいも泣ないていた
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
目めの前まえを通とおり過すぎてく
それでも こうして
あなたを見みている
この場所ばしょから
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
振ふり向むいてさえもくれない
傘かさ 差さしてるのに
頬ほほが濡ぬれるのは
どうにもできない
てもでもの涙なみだ
一人ひとりきりで歩あるき出だした
切せつなさが残のこる道みち
心こころの中なか
迷まよい込こんだ
誰だれも知しらない愛いとしさ
雨あめが好すきな
この紫陽花あじさいは
晴はれた日ひには目めを閉とじて
遠とおい雨雲あまぐも
想おもってるのでしょうか?
どんなに悲かなしくても
どんなにだめでも
女おんなの子このままいさせて
あなたと出会であえた
記憶きおくの足跡あしあと
忘わすれないわ
どんなに悲かなしくても
どんなにだめでも
いつの日ひか思おもい出だすでしょう
私わたしの願ねがいが
叶かなわなくたって
輝かがやき続つづける
てもでもの恋こいよ
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
目めの前まえを通とおり過すぎてく
それでも こうして
あなたを見みている
この場所ばしょから
こんなに会あいたくても
こんなに好すきでも
振ふり向むいてさえもくれない
傘かさ 差さしてるのに
頬ほほが濡ぬれるのは
どうにもできない
てもでもの涙なみだ