篭女かごめ 篭女かごめ 籠かごの中なかの鳥とりは
いついつ出でやる 夜明よあけの晩ばんに
鶴つると亀かめが滑すべった 後うしろの正面しょうめんだあれ?

捕とららわれた籠かごノ鳥とり 鎖くさりに繋つながれてた
「空そらは怖こわいところだ」そう教おしえられてた

やがて女おんなになって繋つながれて愛あいを知しった
「いつも此処ここにいなさい」言葉ことばに酔よって

それはまやかしかしら

篭女かごめ 篭女かごめ 籠かごの中なかの鳥とりは
いついつ出でやる 夜明よあけの晩ばんに
鶴つると亀かめが滑すべった 後うしろの正面しょうめんだあれ?

飛とび方かたも知しらぬ鳥とり 大地だいちに繋つながれてた
「空そらに焦こがれはしない」そう思おもい込こんでた

やがて男おとこをしって快楽かいらくに溺おぼれ死しんで
「いつか空そらへ逝いきたい」願ねがいに酔よって

それはかなわぬかしら

屈かごめ 屈かごめ 籠かごの中なかの鳥とりは
いついつ出でやる 夜明よあけの晩ばんに
鶴つると亀かめが滑すべった 後うしろの正面しょうめんだあれ?

篭女かごめ 篭女かごめ 籠かごの中なかの鳥とりは
いついつ出でやる 夜明よあけの晩ばんに
鶴つると亀かめが滑すべった 後うしろの正面しょうめん

屈かごめ 屈かごめ 籠かごの中なかの鳥とりは
いついつ出でやる 夜明よあけの晩ばんに
鶴つると亀かめが滑すべった 後うしろの正面しょうめんだあれ?