あの時ときこうなることが分わかってたら
違ちがう風ふうに君きみを愛あいしたのかな?
とめどなく溢あふれくる涙なみだは
思おもい出でのフィルムを映うつし出だす
傷きずつくのはわかってるのに
アルバム開ひらいては君きみを想おもう
君きみの手離てはなしたことを
後悔こうかいしては逃にげたくなる
夕焼ゆうやけを見みるたびに
あの日ひに戻もどれるようで
すべては『今いまさら』だって
わかってるのに

君きみの影かげがのびて小ちいさくなって消きえた
君きみと過すごした日々ひびにさよなら サヨナラ

すっきりと片付かたづいた部屋へやを見渡みわたして今いまはっきり気付きづいた
二人ふたりきりで過すごした日々ひびは戻もどらない
くっきりと染しみ付ついた君きみいなくて心こころの傷きずがうずいた
一人ひとりきりの力ちからでは埋うめられない
時計とけいの針はりは1ワンmin…2トゥmin…痛いたみを俺おれに刻きざみ続つづける
固形こけいの愛あいがとろりとろり 次第しだいに溶とけ流ながれ崩くずれてく
描えがいた未来みらいが夢ゆめへと消きえた今いまも
最後さいごに見みた君きみの後うしろ姿すがたが目めに焼やきついてる

君きみの影かげがのびて小ちいさくなって消きえた
二度にどと戻もどらない日々ひびにさよなら サヨナラ

泣なきたいほど 会あいたい
会あえないと思おもうほど 会あいたい
この儚はかない想おもいは
泣なきたいほど 会あいたい
会あえないと思おもうほど 会あいたい…と思おもうけど
思おもうのを 西にしの空そらに溶とかして

君きみの影かげがのびて小ちいさくなって消きえた
君きみと過すごした日々ひびにさよなら サヨナラ

君きみの影かげがのびて小ちいさくなって消きえた
二度にどと戻もどらない日々ひびにさよなら サヨナラ