大人おとなになったなら
思おもい出だすことなどないと思おもってたのに
あなたは消きえてはくれない
美うつくしい幻まぼろし

花はながまた散ちるたびに
思おもい出だすあの日ひの声こえ
帰かえり道みち 校庭こうてい 八雲神社やくもじんじゃの風かぜ
失うしなう事ことなど遠とおい未来みらいのことだって
はしゃいでた馬鹿ばかなあの日ひに帰かえれるなら

今いまさらなんだって言いえる
好すきだ
好すきだ
ずっと
ずっと

生うまれ変かわっても
また会あえるよなんて
信しんじさせるつもりかい?
慰なぐさめとわかっていても
すがるから嫌いやになるんだ

花はながまた咲さくたびに
新あたらしい出会であいがあって
きみのこと いつか 忘わすれてしまうじゃないか
でも きみと同おなじ人ひとなど たとえ世界せかいが
広ひろくても たったのひとりもいないんだ
泣ないても 叫さけんでも遠とおい
ふたり笑わらう写真しゃしん、色褪いろあせ
春はるが、またくるよ