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よみがな
ふたりごしたあのなつ
きっと気付きづかないうちゆめ
わりをむかえて
おともなくながれてく夏雲なつぐも

はしした浜辺はまべ
きみははしゃいで
ぼくは黄昏たそがれゆめてた

そして とおざかるまぼろし
いのるようにじて
まだきみの言葉ことば
いまおぼえている

やがてとおぎたかぜ
ふたりの影奪かげうばうように
いまぼくはづいたんだ
さよならしたこと

よる静寂しじまころ
そっとさみしさたちとお
ぬくもりしがって
こえたがしたんだこえ

永遠えいえんけがれない
季節きせつなか
りになったきみのこえ
時間じかん濁流だくりゅうにのまれ
きみがおぼろげになって
まただれかを
ぼくはさがしている

ふいにとおぎたかぜ
あのかおはこぶから
今溢いまあふしたんだ
なみだがただ、、

そして とおざかるまぼろし
いのるようにじて
まだきみの言葉ことば
いまおぼえている

やがてとおぎたかぜ
ふたりの影奪かげうばうように
いま ぼくはづいたんだ
さよならしたこと