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よみがな
かぶくも面影おもかげ
うつしてみては
おも日々ひび
ばせばとどくような
そらちかくて

見上みあげるわたし、すいこまれ
あおまって雲間くもまけた
頬撫ほおなでる風抱かぜだかれて
季節きせつめぐる

よるおとずれるときには
ちいさな光照ひかりてらし
あなたのことをおもうほど
やさしくなれるのよ

ひっそりいた蛍草つゆくさのよう
はかなゆめ気持きもあふ
そうやわらかに
おものそば
いついつまでも
れていたい

つたえたい言葉ことばはなぜ
くちにするのがむずかしいでしょう
おもい こぼれそうな
やすらぎの音色ねいろ

あさおとずれるときには
ちいさな微笑ほほえみでつつ
あなたのことをおもうほど
やさしくなれるのよ

夜明よあまえ薄空うすぞらつき
そのときそっとしずかにくという
蛍草つゆくさはな
このはなびらの
かおりにせたら
永遠えいえんまで

よるおとずれるときには
ちいさな光照ひかりてらし
あなたのことをおもうほど
やさしくなれるのよ

ひっそりいた蛍草つゆくさのよう
はかなゆめ気持きもあふ
そうやわらかに
おものそば
いついつまでも
れていたい

いついつまでも
れていたい